大学生ぞんぬと見る世界

薬学生として今日も生きています。

塾講師バイトから学んだこと

今週のお題「〇〇からの卒業」

 

3月は別れの季節ですね。

散歩をしていると、引っ越しをしている大学卒業生を

ちらほらとみかけます。ちょっと切ない気持ちになる。

 

僕が大学を卒業するのは3年後なので、

卒業とは大きくかけ離れた位置にいます。

ですが、3.13(土)にバイトを卒業しました。

バイト卒業ってなんかアイドルっぽくて面白い。

 

僕は大学1回生の頃から3年間、個別指導の先生をしていました。

小学生から高校生まで、たくさんの子どもたちと関わりました。

バイトを始めたころは、6年間続けるぞ!!と意気込んでいましたが

3年という節目でそろそろやめようかな、という感じです。

 

僕は超絶インドア派なので、バイトに行くことがすごく億劫で、

「行きたくない、行かなきゃ、行きたくない、行かなきゃ」の

板挟みになっていたのは秘密です。

なんやかんや3年間続いたのは、まわりの同僚や先輩にいい人が多くて、

授業休みの時の雑談が楽しかったからだと思います。ありがとう。

 

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先日ラスト出勤をしたときのぞんぬ

スーツ姿が似合う男に成長しただろうか

 

 個別指導の先生をして学んだことは、

「人間は話を聞いてほしい」「成長は自分でするもの」の2点。

 

まず、「人間は話を聞いてほしい」について。

これはごく当たり前のことだけど、やはり人は話を聞いてほしい。

小学生の男の子はかまってちゃんが多くて、

「ねえ先生、ねえ先生」って5分おきに声をかけてきます。(笑)

そして、彼らが好きな電車や飛行機の話、マイクラの話をしてくれます。

可愛いんだけど、ごめん、全く興味ないんだ!!!(笑)

 

個別指導の先生って「勉強を教える」ことよりも

「話をきくこと」のほうが大切なんじゃないかなって思います。

このバイトのおかげで、だいぶコミュ力が上がった気がします。

 

 

 次に、「成長はじぶんでするもの」について。

 初めて教える立場になって、こどもを成長させる立場に立ちました。

 (はじめてのバイトで「先生」って呼ばれた時の感動が忘れられない)

 いろんな生徒に出会いましたが、

どんなに必死に教えても点数が伸びない子もいれば、

ちょろっと教えただけで急激に点数が伸びて、合格をつかみ取る子もいる。

結局、学力が伸びる、成長することは、あまり先生に依存してなくて

本人の頑張り次第なのかな、っていうのを痛感しました。

 

僕達は普段新しい物事を学ぶときに、

本やインターネット、先生などその道に詳しい人に頼ります。

そうすれば、ある程度の地点までは到達できるけれど、

さらにもう一歩成長できるかどうかは、

自分の努力しだいなのやもしれません。

 

 

バイト先の同僚、

塾を旅立っていった後輩たち、

今後も塾に通って一生懸命に勉強に励む後輩たち、

そしてこのブログを読んでくれたみなさんが、

素敵な今を生きていけますように。