大学生ぞんぬと見る世界

薬学生として今日も生きています。

僕はメモ魔 (前田祐二さん) になれるか

雨は家の中から見るには憂鬱だけど、

実際外に出て雨の中を歩くと、なんだかすがすがしい。

自分のよくないとこをすべて洗い流してくれている感じ。

といいつつ傘はさしている。

 

今日の紹介は前田祐二さんの「メモの魔力」

2019年にベストセラーになったということで、

今更読むんかい!て感じではあるが素敵な本だった。

僕はいつもちょっと時代遅れ?

鬼滅の刃の映画は先々週見に行った。

服は型落ちした1年前のやつとかかなり好き。

ちょっと遅れているくらいが一番落ち着くのかもしれない。

この本は、

「自己分析に悩む就活生・大学生」

「自分を串刺しにする本質的な人生の軸が欲しい人(p.116)」

におすすめである。

 

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皆さんはメモを取りますか?

僕のスマホのメモ帳はわりと大変なことになっている。

今まで観た映画・ドラマの題名、読んだ本の題名をひたすらメモしている。

それらをずらーっとスクロールするのが好きなのである。

※前田さん的にはこのメモは不要なのかもしれない。

 

さて、本書のキーワードは、

「物事を抽象化し、転用すること」であった。

日常の些細な出来事に気づいたら、メモを取り、

その出来事になぜ気づかされたのか、素敵な部分は何かを言葉にして、(抽象化)

その考えをどう生かしていくか(転用)、という流れだ。

 

そして本書を読み終えた僕は気づいたら近くのTSUTAYAで、

メモ用のノートとSARASAのボールペンを購入していた。

ちなみにボールペンの色はブルーブラックである。

なんとも絶妙な色で目に優しいのでおすすめ★

 

なぜ前田祐二さんの言葉にここまで影響されたのか。

僕は人にやったほうがいいと言われたら、それに従う人間なのか。

とも思ったが、それだけではないと思う。

僕は彼のギャップにやられたのだと思う。

見た目は爽やかで、メモをがりがり書いているイメージがつかない。

朝の情報番組で登場する彼が、ノート片手にがりがり書いているはずがない。

ましてや本の中で、自分が狂気じみてメモをしている、

なんて言っているとは思いもしなかった。

果たして僕もメモ魔になれるであろうか。

 

 

今日、研究室にての雑談で気付いたことがある。

「自分から見えている自分」と「他人から見えている自分」は

全く別物であるということ。

僕は自分が内向的で、コミュニケーションが苦手だというが、

他人から見るに、僕は話しかけやすくコミュニケーションが得意そうに見えるらしい。

だから僕はコミュニケーションが苦手だと

「思いこんでいる」状態だと「思いこまされ」そうになった。

実際にどっちが正解なのかは分からない。

 

けれど一つだけ抽象化できることは、

自分のことをきちんと理解している人は少ない」ということ。

(うまく抽象化できているでしょうか、前田さん!!!)

 

ではこの抽象化をどう生かしていくか。

それは

「他人のいいとこは、ばしばし褒める」

「他人の良くないとこも、いいとこを交えながら優しく伝える」

だと思う。

 

そしたらみんなが楽しく生きられるかもしれない。

最近分かったのは、

僕は案外、人と話すことが好きだ、ということ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。