大学生ぞんぬと見る世界

薬学生として今日も生きています。

大学を休学した友人

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

記憶に残っている日。

それは友人が大学に来なくなって、心配になって、

今何をして、何を考えているのか、公園のベンチで語り合ったあの日。

青いベンチではなくて、木造のベンチね。

詳細は以下の記事をどうぞ。

zon-blog.hatenablog.com

そんな魅力的な友人から、昨日 LINE電話がかかってきた。

酒に溺れて意味不明な返信をしたのを心配してくれたようだ。

(深夜4時に公園のブランコで遊んでいる動画を送っていた、記憶はある)

 

まあそんなことで2時間近く話し込んだわけであるが、その内容を共有したい。

ただ意識高い系の会話かもしれないが、自分の周りにこんなにも人生のことを考えて行動している人がいないので、とても会話が楽しい。

(薬学生の就活は一般的に楽?だといわれているので、将来のことを考えている人が少ないのだと思う)

 

大学に行くこと、研究室に行くことが全てじゃない。

大学に行くこと、研究室に行くことが目的じゃない。

それは、意味もなく満員電車に乗って出社しているサラリーマンと同じ。

大学・会社に飼いならされているだけだ。

 何か目標・目的が必要なのかもしれない。

僕はどんな人間・薬剤師になりたいのだろうか。

 

僕は、「1本の杉の木のような薬剤師になりたい」

杉は成長がとても早く、高くまっすぐに成長する。

そして加工もしやすいので、建築木材として重宝される。

つまり、人間としてまっすぐに成熟し、ゆくゆくは病院を支える大黒柱になりたい。

名字に「杉」が入っているので杉なわけで、、、

花粉症で苦しむ皆さん、申し訳ない。

 

では学生の今、何のために大学に行くのか?

大学生の役割は「教養の書」によると、知的遺産を次世代に引き継ぐリレー走者の一員になること、なんだとか。

今は、本や教科書から知識を吸収する時期なのであろう。

 

 

友人は心理学科に転学をしたそうだ。

そして、起業をするためのスタートアップをしながら、就活をしているらしい。

やりたいこと、欲しいものを全部手に入れようとする彼の姿はやはり輝いている。

どんどん友人は別の世界に進出している。

 

与えられたレールを進み「薬剤師」として生きていく僕と、

自分でレールを作り出し「創造者」として生きていく友人。

 僕たちはどんな明日を生きているんだろうか。